2008年の年賀状

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子年は、好評をいただいた前作の考え方を踏襲し、
シンプルに「束ねる」という機能に特化した年賀状を作成しました。

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「デザイナーのつくる年賀状は葉書サイズのものが少ない」
というご意見をいただき、前作では定型サイズの年賀状しか束ねることが難しかった課題を、輪ゴムのみで解決しようと試みました。
郵便局にて、輪ゴムひとつで様々なサイズの年賀状を束ねていたのを、ヒントにしました。

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輪ゴムのみで無機質なものにならぬよう、
パッケージの見せ方を工夫することでバランスをとりました。

この年賀状は、今でもいろんなものを束ねるのに、役立っています。

松崎

2007年の年賀状

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この年に弊社年賀状デザインコンペが行われました。
年賀状の新しい可能性はないものか。
そこで私は亥年の年賀状を「一つに束ね」、「保管出来る」
という機能を持たせました。

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そして、このようにファイリングをした際には
必ずこの年賀状が表紙になる。
つまり、弊社の年賀状は必然的に一番上で保管される。
という、亥年の年賀状です。

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社員みんなで一枚一枚丁寧にゴムを取り付け、
袋にいれ、宛名を貼り、皆様に発送いたしました。
印刷は、シルクスクリーン。
田町に会社があった時代の懐かしい年賀状です。

松崎

2006年の年賀状

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2006年の戌年の年賀状です。
分室の伊藤が製作しました。
2006年は私が、ツープラトンに入社の年、家にこの年賀状が届き、
心が躍ったのを思い出します。

つくることを楽しむことのできる夢のある会社だ!と。

とても思い出深い年賀状です。

松崎

2005年の年賀状

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2005年の酉年の年賀状です。

弊社代表の林が製作しました。

厚いボール紙で、物量感に溢れた
ツープラトン設立後はじめての年賀状です。

サッカーの好きな林のデザインは、
フランス代表のエンブレムをモチーフにしています。

松崎

ツープラバンダナ・続

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意外にも好評を頂いております。弊社の10周年記念バンダナ
10周年バンダナとは、弊社が10周年を迎えた事を
記念して作った超ハイクオリティーなノベルティです。

見ると柄が可愛らしいこのバンダナですが、
藍染めイエローステッチは少し調子に乗ってしまった為
お値段はあまり可愛らしくないのです。
なので、また調子に乗って別色を作ってしまいました。
今回はお値段も¥1800+TAXと可愛らしいですよ。

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原宿にシエスタという気の利いた古着屋さんがありまして、
このバンダナを置いてもらっています。
シエスタさん雑誌POPYEにもしばしば取り上げられているそうです。
実物をご覧になりたい方は、足を運んでいただけると
素敵な服やレアなアイテムに出会えるかもしれません。
もちろん弊社HPでも承りますので、
CONTACTからお問い合わせください。

シエスタ

自分の仕事を町中で見かけるのはささやかなやりがいなので、
いつかこのバンダナも街で見かける事ができたら
気絶するほど嬉しいです。

なぜデザイン事務所がバンダナを作ったりするのかと、
作った僕自身もよく聞かれます。
楽しいから。おもしろいから。社長がそう言ったから。
と、いつも答えに困ってしまいますが、
最終的には弊社はそういう会社なんだという結論に至ります。

明日から11年目を迎えます。
これからもこんな調子で弊社は日々精進して参りますので、
何卒よろしくお願い致します。

ウメムラ

ハッとしてグッと飲んで

キリンビールの『グランドキリン』という商品の
中吊り広告をデザインしました。
僕自身ビールは大好きで、クラフトビールのような深い味わいと香りがとても印象的です。

プリント

プリント

プリント

上から12月、11月、8月、それぞれ一週間の期間で都内の電車内にて
掲載されました。
いずれのポスターも商品写真が大きく出ていますが、
一枚目 (師走。 夜。 ひとり。 贅沢。)の写真は
少し特殊な撮影をしています。
普通の写真には被写体にピントが合っている部分があり、
その前後は写真特有のボケがありますが、
こちらの写真は別々にピントが合っているものを
デジタル処理でつないで作っている為、
瓶の手前にも奥にもちゃんとピントが合っています。

隅々までピントが合っている写真を
「全ピン」や「パンフォーカス」といった呼び方をしますが、
このような写真を撮る写真家に
アンドレアス・グルスキーという写真家がいます。
彼の作品も何枚も撮影した写真をデジタル処理でつないで
巨大な一枚の画像にするという技法で作成されています。
ちなみに彼の「RehinⅡ(ライン川 II)」という作品は、
この世の写真の中で史上最高額の430万ドル(4億3千万円)で
落札されたそうです。

時代が進むにつれて、このような広告写真の商品カットにも
デジタルの画像合成技術が必須となってきました。
僕もこの業界に入るまで一枚の写真にここまでの処理が施されているとは知りもしませんでしたが、広告の力強さやシズル感はこのような技術によって作り出されているんだなと実感できました。

CD・コピーライターは前田 知巳さん(FUTURE TEXT)、
ADは細川剛さん(博報堂)、
カメラマンは児島 孝宏さん(博報堂プロダクツ)、
レタッチャーは波多野 明さん(博報堂プロダクツ)です。

ウメムラ

ランナーズ新聞5段広告

ランナーズの記事

ランナーズの記事

アールビーズの日経新聞5段広告を制作いたしました。
アールビーズは雑誌「ランナーズ」を初めとするランナーへの
サポートを幅広く行っている企業です。
今回はランナーズの行っているサービスを楽しく、わかりやすく
伝えたいと思い、ピクトグラム風のイラストにしてみました。

隔月全6回(1、3、5、7、9、11月)のシリーズ広告となる予定です。
日経を購読の方はぜひチェックしてみてください。

第一回の今回は「ランフォト2.0」
マラソン大会でのランナーの勇姿をプロカメラマンが撮影。
事前に登録しておいたゼッケンナンバーで、
本人やその家族に写真が自動的に配信されるサービスです。

大舞台での思い出作りに一役立つ、
素敵なサービスですのでマラソン好きの方はいかがでしょうか。

矢野

社長の自転車1

突然ですが、さて、これは一体なんでしょうか?

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正解は、、、、、、、、、、、、、、、、、、、自転車のベルです。
なかなかカッコ良いのがなくて困っていたのですが(実はそんなには困ってません。)
遂に見つけました(見つけてもらいました。)
史上最高おしゃれなベル!

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SPURCYCLEというサンフランシスコの
小さなメーカーが作っています。
街乗り、マウンテン、ロードバイク。
シンプルなだけにどんな自転車にもあう万能選手!
所有している自転車全てに取り付けたいのですが、
6800円(税別)となかなかいいお値段がします。

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とりあえず通勤用につけてみました。うーんいい感じ。
早速のりたいのはやまやまですが、
年末の社員旅行のバスケ大会で年甲斐もなくはしゃぎまして、
靭帯やっちゃいました。

チーン。

今年も宜しくお願い致します。

adtech tokyo 2014

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世界最大級のマーケティングカンファレンス
「adtech tokyo 2014」のポスターデザインを
担当させて頂きました。
東京国際フォーラムで9月16 – 18日と3日間開催され、
最新技術やトレンドについて様々な議論が巻き起こり、
過去最高来場者数を記録するなど、大きく盛り上がったようです。

ビジュアルは、高圧電流を用いて、
今年のテーマである“インスピレーション”を表現しております。

過去には2012年カンヌゴールド受賞、2013年NYADCゴールド受賞と
世界的に注目されている案件でしたので、非常に緊張しました。
ADに博報堂 細川 剛さん、
カメラマンに博報堂プロダクツ 岡 祐介さんと
第一線でご活躍の方々とご一緒させて頂きました。
刺激的なお仕事でした!ありがとうございました。

大橋

 

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青は藍より出でて藍より青し

ツープラ飴に続いてこんな10周年記念ノベルティを作りました。

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なんと、それは、覆面レスラーになれるバンダナです。
柄もUFO、剣玉、自転車など、
トキメキを忘れない弊社の想いが込められてます。

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神奈川県茅ヶ崎市に『LITMUS』という
藍染め職人さんの集団がいます。
このバンダナは、藍の葉から作られた“すくも”という染料を、
天然の素材のみで発酵させて染める
“灰汁醗酵建て(あくはっこうだて)”という技法で
大事に一枚一枚染めて頂きました。
下の写真は、今年の夏頃にLITMUSさんのところへ
お邪魔した時の写真です。

『LITMUS』さん
http://litmus.jp/

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グラフィックデザイナーの僕は普段ポスター等の
平面のデザインをしているので、このようにモノとしての作品をつくることはあまり多くありません。
職人さんの技を感じたり、ステッチの色や縫い方を考えたりと、
普段使わない脳を使ったような、
自分にとってちょっと新しい事をしたような、
そんな気持ちになれた制作でした。

ウメムラ