ツープラトンの封筒 [Re:nvelope]

基本的には「一度っきり」しか使えない紙の袋、それが封筒です。それはお渡しの時には、糊やテープで閉じないといけないから。それが未開封の証明のために、必要不可欠でかつ大事な機能です。でもその気遣いの代償として、受取った人はどうやっても封筒に傷をつけながら開くのでしょう。

「一度っきり」のその覚悟が美しくて嬉しいのはもちろん。でも普段使いの封筒に本当にそんなに覚悟が必要なシーンはたくさんあるのでしょうか。お渡しをするため閉じたその直後に、念のために開いて中身を確認をしたい時もある。受け取った後に、開いて中を見てからまた閉じて使いたい時だってある。それをもう一度この傷ついた封筒で、とはなりにくいんです。きっとそれは次の受取人の顔を思い浮かべるから。だからこの「一度っきり」の機能が封筒生活者の私には、とても勿体無いものではないのかと感じておりました。

丈夫だから何度も使えて何度もしっかりロックのできる封筒が、私たちの生活の罪悪感を少しだけ和らげてくれるのでは。そんな経緯でレンベロープは産まれました。リサイクル、リデザインのReにenvelopeが封筒で、Re:nvelope。

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中には紙や書類だけでなく、服やフルーツだって入れられます。それは好きなところでクルクル折って閉じることができるから。真っ二つに折っても堅苦しくなくて可愛いから、クラッチバックとして持ち歩くことだって。

丈夫なクラフト紙を使い込めば、またそれも味になる。

毎日の封筒生活に、少しだけ新しい満足を。

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ツープラトンの封筒
[Re:nvelope]
AD: 松崎 賢
D: 矢野麻子
image photo: 松崎 賢

しゅみのおはなし

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デザイナーの矢野です。

私は友人と大学在学中に石鹸とパッケージを作りはじめ、
かれこれ5年ほど趣味として楽しんでいます。

石鹸ってお店で買う人が多いと思いますが、
調合する油の種類や、混ぜるハーブなどを工夫することで、
香りや泡立ち、使用感を自分好みに作ることができるんです。
例えば、よく料理に使用するオリーブオイルは
オレイン酸などの成分が含まれ非常に肌馴染みの良い
しっとりした使用感の石鹸を作れます。
某海外セレブが愛用し、ブームになったココナッツオイルも
泡立ちを良くする、石鹸作りには欠かせない油だったりします。

毎回、目指す使用感に合わせて油の配合をすごく悩むのですが、
それも石鹸作りの醍醐味だと思って楽しんでます。
一見、油でそんなに差は出ないように思われますが
友人のものと交換して使ってみると意外と面白い違いがあったりして
作り手の趣味が出るものだなあと感じたりします。

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包装紙をデザインするときは、包む石鹸の香りなどの特徴を元に
仕事にも活かせればと、その練習もかねてなるべく手描きで
絵を描くようにしています。
様々な表現や描写を心がけているつもりが、出来上がったものを見ると
やっぱり私の趣味に偏りが出ているなあと感じてすこし悔しいです。

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これからも石鹸づくりを通し、色んなデザインに挑戦し、
表現の幅を広げていけれたらなと思っております。

矢野

ピュレグミ 2015


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カンロ株式会社さんのピュレグミの
パッケージリニューアルに携わらせていただきました。
あわせて、グラフィックも制作させていただいております。
http://www.kanro.co.jp/pure/

ピュレグミは2002年から続くロングヒット商品です。
定番のレモン味やグレープ味などのピュレグミの他に、
サプリメント感覚のピュレグミインナーサポート、
とろけるジュレの入ったジュレピュレのパッケージも
制作させていただいております。
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今後も様々な商品、フレーバーが発売されるので、
是非お好きなピュレグミを見つけてみてください。

CD: 神谷準一さん(博報堂ケトル)
AD: 徳野佑樹さん(博報堂)
D: 松崎賢、矢野麻子(ツープラトン)
P: 児島孝宏さん(博報堂プロダクツ)
R: 畠山裕二さん(博報堂プロダクツ)

矢野

2008年の年賀状

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子年は、好評をいただいた前作の考え方を踏襲し、
シンプルに「束ねる」という機能に特化した年賀状を作成しました。

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「デザイナーのつくる年賀状は葉書サイズのものが少ない」
というご意見をいただき、前作では定型サイズの年賀状しか束ねることが難しかった課題を、輪ゴムのみで解決しようと試みました。
郵便局にて、輪ゴムひとつで様々なサイズの年賀状を束ねていたのを、ヒントにしました。

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輪ゴムのみで無機質なものにならぬよう、
パッケージの見せ方を工夫することでバランスをとりました。

この年賀状は、今でもいろんなものを束ねるのに、役立っています。

松崎

ツープラバンダナ・続

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意外にも好評を頂いております。弊社の10周年記念バンダナ
10周年バンダナとは、弊社が10周年を迎えた事を
記念して作った超ハイクオリティーなノベルティです。

見ると柄が可愛らしいこのバンダナですが、
藍染めイエローステッチは少し調子に乗ってしまった為
お値段はあまり可愛らしくないのです。
なので、また調子に乗って別色を作ってしまいました。
今回はお値段も¥1800+TAXと可愛らしいですよ。

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原宿にシエスタという気の利いた古着屋さんがありまして、
このバンダナを置いてもらっています。
シエスタさん雑誌POPYEにもしばしば取り上げられているそうです。
実物をご覧になりたい方は、足を運んでいただけると
素敵な服やレアなアイテムに出会えるかもしれません。
もちろん弊社HPでも承りますので、
CONTACTからお問い合わせください。

シエスタ

自分の仕事を町中で見かけるのはささやかなやりがいなので、
いつかこのバンダナも街で見かける事ができたら
気絶するほど嬉しいです。

なぜデザイン事務所がバンダナを作ったりするのかと、
作った僕自身もよく聞かれます。
楽しいから。おもしろいから。社長がそう言ったから。
と、いつも答えに困ってしまいますが、
最終的には弊社はそういう会社なんだという結論に至ります。

明日から11年目を迎えます。
これからもこんな調子で弊社は日々精進して参りますので、
何卒よろしくお願い致します。

ウメムラ

青は藍より出でて藍より青し

ツープラ飴に続いてこんな10周年記念ノベルティを作りました。

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なんと、それは、覆面レスラーになれるバンダナです。
柄もUFO、剣玉、自転車など、
トキメキを忘れない弊社の想いが込められてます。

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神奈川県茅ヶ崎市に『LITMUS』という
藍染め職人さんの集団がいます。
このバンダナは、藍の葉から作られた“すくも”という染料を、
天然の素材のみで発酵させて染める
“灰汁醗酵建て(あくはっこうだて)”という技法で
大事に一枚一枚染めて頂きました。
下の写真は、今年の夏頃にLITMUSさんのところへ
お邪魔した時の写真です。

『LITMUS』さん
http://litmus.jp/

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グラフィックデザイナーの僕は普段ポスター等の
平面のデザインをしているので、このようにモノとしての作品をつくることはあまり多くありません。
職人さんの技を感じたり、ステッチの色や縫い方を考えたりと、
普段使わない脳を使ったような、
自分にとってちょっと新しい事をしたような、
そんな気持ちになれた制作でした。

ウメムラ