長文です。(忙しい方は、前半はすっ飛ばしてください。)
「レアジェム」。
この奇妙な言葉に最初にふれたのは、中目黒にある洋服屋さんで
内装どこにやってもらったの?と聞いた時でした。
「レアジァム?レアジェム、レアジェムね。」
2回目は、今はなき渋谷パルコの本屋に資料探しに行った時。
本屋の横の雑貨屋さん。
茶色のボストンバックが気になる。
名前は「BANK ROBBER(銀行強盗)」!!!!天才か!
ボストンバックの中に「raregem」のタグ。raregem?やはり謎。
その後、雑誌やなんかで代表の西條さんを拝見する機会が増え、
完全なファンとなっておりました。
話かわり、弊社ツープラトン。
地味にコツコツ人が増え、分社化し、バラバラしながら、
また人が増えたり、減ったり。
どうにか、皆同じ場所で働けないものかと物件を探してました。
3社が集まり、打合せスペースも確保できる赤坂の物件。
というのはなかなか難しく、半ば諦めていたところ、
運よく理想の物件が見つかりました。
さて、内装は?
前のツープラトン内装をしてもらった、
世界に羽ばたくSさんに連絡したところ、
「忙しい。以前の友達価格じゃできない」と。
「あれ、我々戦友じゃなかったの?
今私、あなたの仕事、友情価格でやってますけど!」
まあ、できないって言うんじゃしょうがない。
他何社かあたりましたが、いまいちピンと来ない。
スタッフに「内装しなくても良い?」と聞いたところ
「内装しないんじゃ、引っ越したくありません!」
んー。八方塞がり。
そんな中
「いや、待てよ。予算とかそんなんは一度置いといて、
折角お願いするんだったら、本当にお願いしたいとこに
お願いしてみよう。」
と、ダメもとでレアジェムさんにメールしました。
数日後、代表西條さんからメールが届きました。
僕は直々にメールを頂けるとは思ってなかったので、
メチャクチャ嬉しく、舞いあがってしまいました。
そして、とりあえずお会いしましょうということになり、
お伺いすることになりました。
(忙しい方はこの辺からお読みください。)
それから、すったもんだありまして、
最後は僕の懇願に西條さんが応えていただく形で
「わかりました。やりましょう。」とご決断いただきました。
電話口で泣きそうになりました。
さらにそれから、
納期に間に合うのか?とか、
この部分は後まわしにしてとか。予算的に諦めようとか。
またすったもんだありまして、なんとか受け渡しになりました。
出来上がったものはそれはもう素晴らしく「感動」しかありません。
そして、後回しになった造作ブツは結局、
納品されることはありませんでしたが、
それが笑い話になってしまう、西條さんの懐の深さと
それでも満足であるレアジェムさんの仕事の素晴らしさ。
僕らの仕事もこうありたいと多くを学ばせていただきました。
まだ弊社にお越し頂いてない方、 是非弊社に遊びに来て、
レアジェムさんの内装にふれてみてください。
それでは、僕らの自慢の内装をすこしご覧ください。
林
© raregem co.,ltd