涓滴岩を穿つ

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今回はデザイナーの伊藤の雑記です。
創立当初からいるのでツープラと同じく勤続10年目になります。

ウチのデザイナーは仕事をする時にMacを使っていますが、
Macのキーボードには「commandキー」というキーがあります。
Macを使っている人は知っていると思うのですが、
windowsだと「Altキー」に当たるんでしょうか。
普段デザイナーが使うPhotoshopやIllustratorといったソフトにおいては、このcommandキー、他のキーと組み合わせて使うことでショートカット等の機能があり、とても沢山組み合わせがあるんですが、覚えて使うことで作業スピードを飛躍的に上げてくれるキーになります。
とても便利なキーなので、多分デザイナーが一番押しているキーです。

そんな感じで毎日毎日「これでもか」というほど押しまくっていたら、
先日、commandキーに穴が開きました(笑)

「あれ? comanndが効かないな〜、Mac壊れたかな?」
なんて思ったらキーに穴が開いて下の基盤(?)のようなものがムキ出しになっていました。
実はcommandキーに穴を開けたのは2つ目で、2009年ころ、5年ほど使ったキーボードだったと思うんですが、その時はcommandキーを支える軸とキーとが分離して、
スコッ、とキーが落ち込みました。今回は多分4年くらいかなぁと。

タイトル、「涓滴岩を穿つ(けんてきいわをうがつ)」
と読むんですが、意味は「わずかな水のしたたりも,絶えず続いていれば岩に穴をあける。
たゆまぬ努力を続ければいつかは大成することのたとえ」(大辞林より)だそうです。

これを見ると、「自分、頑張って仕事してるなぁ〜」と思ったり、
「単に押し方の問題?」「ムダに押し過ぎ?」
「別に珍しくない事なんじゃないの?」
「zも押し過ぎじゃね?」と思ったりもしますが、
なんと言うか、自分の血と汗と涙の結晶のような気がして(血も涙もなかったですが)、
落ち込んだ時にコレを見て励みにしたり、
といったことはしてませんが、記念にとっておいてます。

「生涯何個のcommandに穴を開けることができるか?」とか、
「鉄製のcommandが出たら穴開かないのかなぁ? それでも開いたらすごいなぁ」
なんてアホな事を思ったりしてますが、また次の穴を目指して
涓滴を垂らしていこうかと思いますのでよろしくお願いします(笑)

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